【1】アルティメットオシレーター(UO)とは?
アルティメットオシレーターとは、1985年にラリー・ウィリアムズが開発したとされる。これは中長期(数週間から数カ月)に適したテクニカル分析手法とされており、短期(数日)においては有効ではないとされている。その背景には、この手法が日々の動きから「買い圧力」と「売り圧力」を探ることで需給関係の方向を見極めるという根底があるからである。
【2】アルティメットオシレーターとポイント

出所;MATRIX TRADER (図1)ローソク足とアルティメットオシレーター
※計算式

7日・14日・28日は開発者のラリー・ウィリアムズが提案したものだが、通貨ペアや期間などによっても異なる可能性も高く適切な期間についてはこの限りではない。
※アルティメットオシレーターの見方

(図2)ダイバージェンス |
・売り(ショート)から入る場合
レートが最高値を更新しているにも関わらずアルティメットオシレーター(UO)が最高値を更新しなくなるというダイバージェンスが生じている最中に、UOがいったん上昇した後に低下し、ダイバージェンスが生じている期間での最低値を更新した時に売る。 |

(図3)コンバージェンス |
・買い(ロング)から入る場合
レートが最安値を更新しているにも関わらずアルティメットオシレーター(UO)が最低値を更新しなくなるという「コンバージェンス」が生じている最中に、UOがいったん低下した後上昇して、コンバージェンスが生じている期間での最高値を更新した時に買う。 |
出所;MATRIX TRADER