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※トルコリラ円の価格が5.00円以下のとき

トルコリラ/円のリアルタイムレート
値動きの特徴と今後の見通し

トルコリラ/円(TRY/JPY)のリアルタイムレート

JFXで高金利通貨のトルコリラ/円投資を始めてみよう

▼トルコリラ/円投資のメリット・デメリット

メリット(魅力) デメリット
高スワップポイント 長期下落トレンドの可能性
長期保有向けの通貨ペア 政治・経済リスク
為替差益と両取りが可能 マイナー通貨のため突発的な暴落リスク

トルコは長年、高金利政策を取っているため他通貨と比べてスワップポイントが高めです。トルコリラ/円を保有すれば毎日スワップポイントが得られるため長期保有向けの通貨ペアです。一方、トルコリラ/円は長期下落トレンドであること、エルドアン大統領の独自路線により為替相場が不安定になることがあるため取引をするうえで注意が必要です。

高水準のスワップ

実施期間: 業界最高水準・固定※1を継続中

トルコリラ/円

100Lotあたりの
買いスワップポイント

350 ※2

※1 業界最高水準・固定の過去履歴はこちら

※2 スワップポイントに関して、トルコリラ/円は100Lot(100,000通貨)当たりの買いスワップポイント()を表示しています。スワップポイントが固定となるのはトルコリラ/円の買いスワップのみとなります。

▼スワップポイントとは?

FX(外国為替証拠金取引)における「スワップポイント」とは、2国間の金利差調整によって発生する利益 or コスト のことです。

つまり、
・金利の高い国の通貨(トルコリラ/円)を買い翌営業日まで決済せずに持ち越すと 「お金がもらえ」
・金利の高い国の通貨(トルコリラ/円)を売り翌営業日まで決済せずに持ち越すと 「お金を支払う」こととなります。
発生したスワップポイントは保有ポジションを決済することで確定します。

▼トルコリラ/円のスワップポイントの比較

トルコリラ/円

メキシコペソ/円

南アランド/円

人民元/円
1日あたりの
買いスワップポイント ※1
350円 160円 150円 100円
政策金利
46.0% 8.00% 7.25% 3.50%
1Lotあたりの必要証拠金 ※2
200円 3,200円 400円 8,300円
1Lotあたりの通貨数量 1,000通貨 10,000通貨 1,000通貨 10,000通貨
1日あたりの
買いスワップポイント
10万通貨買いポジションを保有した際、翌営業日にもらえるお金
政策金利 各国の中央銀行が決める金利
1Lotあたりの必要証拠金 1Lotのポジションを保有する際に最低限必要なお金

※1 スワップポイントに関して、トルコリラ/円は100Lot(100,000通貨)当たり、メキシコペソ/円は10Lot(100,000通貨)当たり、人民元/円は10Lot(100,000通貨)当たり、南アランド/円は100Lot(100,000通貨)当たりの買いスワップポイント()を表示しています。スワップポイントが固定となるのはトルコリラ/円、メキシコペソ/円、人民元/円、南アランド/円の4通貨ペアの買いスワップのみとなります。

※2 必要証拠金は毎営業日見直されますので、JFXニュース(https://www.jfx.co.jp/category/newslist/)をご参考ください。



スワップポイントシミュレーションに関するご注意

  • 本シミュレーションの計算で使用するスワップ値は、1Lotあたりの1日分のスワップポイントです。
  • 自動表示されるスワップポイントは、火曜日の実績から換算した値を当週木曜から翌週水曜日まで自動取得して表示します。
  • なお、スワップ値はお客様が任意の値に変更してシミュレーションを行うことができます。
  • スワップポイント合計金額は、1か月=30日、1年=365日で計算しています。
  • スワップポイントは金利情勢の変化等により日々変動し、受け取りと支払いが逆転する可能性もありますが、本シミュレーションは期間中のスワップポイントが変動しないことを前提とした計算結果です。
  • 本シミュレーション結果は、実際の取引の成果を保証するものではありません。本シミュレーション結果は取引の際の目安としてご利用ください。



トルコリラ/(TRY/JPY)の基礎知識

▼トルコの概要

トルコはアジアとヨーロッパにまたがるイスラム国家です。ボスポラス海峡を境に、東側はアジア、西側はヨーロッパに位置しています。北は黒海、西はエーゲ海、南は地中海に面し、古くから交通や貿易の要衝として大事な役割を果たしてきました。観光業は経済の重要な柱の一つで、経済の活性化や外貨獲得の手段を担っています。新型コロナウイルスの影響で一時低迷しましたが、近年は回復傾向にあり、政府も観光振興策を積極的に推進しています。

また、トルコは鉱物資源が豊富です。ボーキサイト、クロム、銅、鉄鉱石などは世界有数の産出国です。一方、エネルギー資源である石油や天然ガスは主に近隣諸国からの輸入に頼っていますが、近年黒海沿岸で天然ガスが発見されエネルギー自給率向上への期待が高まっています。






トルコリラ/(TRY/JPY)の状況と今後の見通し


監修:山岡和雅氏

(プロフィール)米系のチェースマンハッタン銀行、英系の RBS 銀行などでインターバンク ディーラーとして 10 年以上外国為替市場の最前線で活躍。現在は株式会社ミンカブソリューションサービシーズ 外国為替情報担当編集長として、情報配信サイトみんかぶ FX(https://fx.minkabu.jp/)を中心に為替情報の配信や、セミナー講師 などを行う。




高金利通貨としてFX投資家に人気を誇っているトルコリラ円ですが、高インフレとエルドアン大統領による政治的混乱から近年歴史的な勢いでトルコリラ安が進みました。トルコリラ安がこのまま続くのか、反転しトルコリラ高になるのか、横ばい推移するのか。トルコの現状とリスク、今後の見通しについて考察したいと思います。



(トルコの金融政策)

 トルコ中央銀行は2025年3月6日の金融政策会合で政策金利を2.5%引き下げ42.5%としました。トルコ中銀は2024年12月26日の会合で2.5%の利下げを実施、1月23日、3月6日と2.5%ずつの引き下げとなっています。
トルコはここ数年、高いインフレ率にもかかわらず、「高金利がインフレを呼ぶ」という経済学的には因果が逆である主張を行うエルドアン大統領の意向に沿って、政策金利を低く抑える傾向が続いていました。



(インフレが起きると政策金利を引き上げて物価を抑制する政策をするのが経済学的な考え方であるにも関わらず、エルドアン大統領は金利を引き下げるという真逆の政策を行ったということ)。しかしインフレの進行と投資資金のトルコからの流出によるリラ安の進行が止まらず、2023年6月に就任したエルカン総裁の下で積極的な利上げ策に転じました。同氏は家族に対する誹謗中傷などを理由に昨年2月に突如退任しましたが、同氏の下で副総裁を務めていたカラハン現総裁が前総裁の路線を引き継ぎ、昨年3月の会合で5.0%の利上げを実施。政策金利をトルコ史上最も高水準となる50%としました。

 歴史的な高金利である50%が昨年12月まで続いた後、ここ3会合連続で利下げが実施されています。トルコ中銀の利下げというと、2年ほど前まで見られたエルドアン大統領による利下げ圧力を受けての動きが警戒されますが、ここ3回の利下げは少し毛色が異なります。カラハン総裁は元NY連銀のエコノミストであり、アマゾンのチーフエコノミストを務めるなど、国際社会でのキャリアが豊富。トルコ中銀に参画後も正統的な金融政策を行う姿勢を示しています。今回の利下げについても物価の鈍化を受けての対応であることが、中銀の報告書などで説明されています。トルコリラにとってプラスの要因です。



(トルコの経済状況)

 直近の利下げに至ったトルコの物価動向を確認しましょう。トルコの消費者物価指数は2021年9月から始まった利下げの流れを受けて、2022年10月に前年比85.5%まで上昇するなど記録的な高インフレとなりました。その後いったん38.2%まで落ち着きますが、2023年2月まで続いた利下げの影響もあって、その後再び上昇。昨年5月には75.5%を付けています。エルカン前総裁とカラハン現総裁によって政策金利が8.5%から50%まで引き上げられたこともあって、その後は物価が落ち着き、最新2025年3月時点で38.1%となっています。昨年7-9月期に前期比マイナス0.2%まで落ち込んだGDPも、10-12月期は+1.7%と急回復を見せてきました。景気の回復が見られる中で物価の上昇が抑えられるという好循環となっています。トルコ中銀は徐々に金利を引き下げることで、景気回復を支援する姿勢を示しています。もっとも金利の引き下げはゆっくりしたものとなっています。



かつてはインフレ率が政策金利を大きく上回って、最大-25.5%の実質金利マイナスとなっていましたが、直近では+4.4%と政策金利のほうがインフレ率よりも高くなっています。名目上の政策金利は引き下げられていますが、実質金利は上昇しているという状況です。金利を高く維持することで物価上昇を抑えるという中銀の姿勢がしっかりと示されており、これまでの利下げ局面で見られた政治的圧力を受けての無茶な利下げとは一線を画す状況になっています。




(トルコの地政学リスク)

 元々トルコ国内で圧倒的な支持を得ていたエルドアン大統領ですが、歴史的なインフレの進行による国民生活の疲弊などを受けて支持率は都市部を中心に低下しました。そうした中でエルドアン大統領は強権姿勢を強めていきます。2019年にはトルコ最大の都市であるイスタンブール市長選挙で、自身の推す候補者が野党共和人民党の候補であったイマモール氏に敗れました。当局は選挙の無効化と再選挙実施に成功しましたが、イマモール氏は再選挙でも勝利。同氏はエルドアン大統領の最大の政敵となっていきます。
 今年3月19日にイマモール市長を汚職とテロ組織支援の疑いで拘束。共和人民党が2028年に行われる次期大統領選候補として同氏を正式に擁立する直前での行動に、世界的な批判が強まり、トルコリラが急落する動きが見られました。なお、共和人民党は逮捕・拘束にもかかわらずイマモール氏を正式な次期大統領候補として決定しています。
 今回の逮捕に先駆けて、当局の圧力を受けたイマモール氏の出身大学であるイスタンブール大学は、同氏の卒業証書を無効にすると発表。今回の逮捕で有罪判決を受けた場合は公職権が停止され、立候補が出来なくなるほか、大統領選に出馬するためには高等教育を修了していることが条件となっていますので、こちらでも立候補を阻止する形となっています。
 このなりふり構わないライバルへの対応などが、トルコ各地での抗議行動につながり、政治的なリスクになっていることや、中銀総裁の度重なる更迭や利下げの強要などをこれまでも示してきたエルドアン氏の強権姿勢の高まりが投資資金の流出につながる形でリスクとなっています。




(トルコリラ/円これから)

 今後のトルコリラ相場を考えるにあたってポイントは二つです。 まずは政治リスク。エルドアン大統領の強権姿勢は今後も大きなリスク要因となります。ただ、これ以上の混乱があるかというと、難しいところです。次の大統領選は2028年とかなり先。次に混乱するならば、憲法上の再選規定で次期大統領選には出馬できないエルドアン大統領が、憲法改正の動きを見せた場合ですが、相当な混乱が見込まれる中で、動くとしても2028年が近づいてからと見られます。エルドアン大統領が再び利下げ圧力を強める可能性も否定出来ませんが、こちらも支持率が低下している状況では難しい判断になります。政治リスクによる売り圧力はある程度の落ち着きを見せると予想されます。

 もう一つのポイントが落ち着きつつあるトルコ経済の状況が継続するかどうか。景気が回復に向かい、一方で物価が落ち着きつつある今のトルコ。カラハン総裁の下で、ゆっくりとした利下げを進めつつ、今の流れが継続する可能性はそれなりに高いとみます。リスクは世界経済全体の悪化。トルコは貿易赤字国で対米貿易も赤字のため、トランプ関税は一律の10%です。そのため影響はそれほど大きいものではありません。しかし、世界経済全体が鈍化すると、エルドアン大統領という大きなリスクを抱えるトルコに投資資金を向ける余裕が世界になくなる可能性があります。リーマンショックの時に当事国の米国や、金融市場混乱の影響を受けるユーロ、ポンドなど以上に新興国通貨が売られたケースと似ています。新興国通貨全体の売りが収まらないと、リスクの高いトルコリラが大きく上昇することは難しいです。

トランプ関税の影響などで円高が一気に進んだ場合は別ですが、トルコリラ単体で下に崩れる可能性はある程度抑えられそう。当面は 3月19日に付けた3円61銭から、戻りで付けきれない4円00銭のレンジを中心とした推移が見込まれます。2025年後半になって、新興国通貨全般の上昇が見られるようだと、4円を回復しての動きが期待されます。年末までに4円50銭を付ける可能性は十分にあるとみています。




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高金利通貨ペアとして注目されるトルコリラ/円。他通貨ペアと比較してスワップポイントが魅力的で少額から取引できる特徴がありました。


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https://www.jfx.co.jp/category/campaign/index.html


トルコリラ/円の取引をお考えの際は是非JFXをご検討ください。
















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